
コラム
「大津市は住みやすい?」
「駅周辺の治安や家賃は安い?」
大津市周辺で引越しを検討されている方にとって気になることだと思います。引越し場所を決める際には、交通や生活の利便性・治安の良さなども考慮したうえで決めることをおすすめします。
そこで本記事では、大津市の治安や家賃相場、生活環境について解説します。
大津市への引越しを検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 京都・大阪への抜群のアクセス
- 琵琶湖の自然と歴史が共存する豊かな環境
- 手厚い子育て支援と手頃な家賃相場
目次
大津市ってどんな街?
滋賀県の県庁所在地である大津市は、日本最大の湖「琵琶湖」の南西岸に位置し、豊かな自然と歴史的な文化遺産が共存する魅力的な街です。
京都や大阪といった大都市へのアクセスも抜群で、都会の利便性と穏やかな住環境を求める人々にとって理想的な移住先として注目されています。
この記事では、そんな大津市の住みやすさについて、交通の便や街の特徴を詳しく解説します。
豊かな自然と歴史が共存
大津市の最大の魅力は、何と言っても琵琶湖がもたらす美しい水辺の景観と、比叡山や比良山地などの雄大な山々に囲まれた自然環境です。
市内には、世界文化遺産に登録されている「比叡山延暦寺」をはじめ、紫式部が『源氏物語』を起筆したとされる「石山寺」、競技かるたの聖地として知られる「近江神宮」など、歴史的な名所旧跡が数多く点在しています。
休日には家族で湖畔を散策したり、歴史探訪に出かけたりと、四季折々の自然と文化に触れながら、心豊かな暮らしを送ることができるでしょう。
京都・大阪へのアクセスが良好
大津市は、交通の利便性が非常に高いことも大きな特徴です。主要駅であるJR大津駅から京都駅までは新快速を利用すればわずか2駅、約10分で到着します。
また、大阪駅へも約40分と、通勤・通学圏内として十分に考えられる距離にあります。このため、京阪神エリアに職場や学校を持ちながら、大津市の落ち着いた環境で暮らすというライフスタイルを選択する人も少なくありません。
都会の喧騒から離れ、ゆとりある生活を送りながらも、アクティブに都市機能を利用できる点は、大津市ならではのメリットです。
治安の良さ
住む場所を選ぶ上で欠かせないのが治安の良さです。大津市は滋賀県警と大津市警察署が連携し、市内全域で手厚いパトロール活動を行っています。
特に閑静な住宅街では地域の防犯意識も高く、犯罪発生率も低い水準にあります。子育て世代のファミリーや、一人暮らしの女性でも安心して暮らせる生活環境が整っていると言えるでしょう。
穏やかで安全な街で、のびのびと子育てをしたいと考える方々にとっても、大津市は非常に魅力的な選択肢となります。
大津市の住みやすさ【交通利便性】
主要駅からの所要時間
前述の通り、大津市から京阪神へのアクセスは非常にスムーズです。
- 京都駅まで:JR琵琶湖線・湖西線の新快速で約9〜10分
- 大阪駅まで:JR琵琶湖線・湖西線の新快速で約40分
このほか、新幹線を利用すれば名古屋駅や東京駅へもアクセスしやすく、出張や旅行の際の拠点としても非常に便利な立地です。
京都駅で新幹線に乗り換えれば、主要都市への移動もストレスなく行えます。
市内の交通網
市内にはJR琵琶湖線と湖西線が南北を縦断するように走っており、主要な駅を結んでいます。さらに、京阪石山坂本線や京津線が市内をきめ細かくカバーしており、市民の足として重要な役割を担っています。
これにより、自家用車を持たない世帯でも市内各所への移動が容易です。バス路線も充実しているため、駅から少し離れたエリアに住む場合でも、公共交通機関を利用して快適に生活することが可能です。
大津市の住みやすさ【家賃相場】
大津市の家賃相場は、隣接する京都市内と比較して手頃な価格帯に設定されており、特に京都方面へ通勤・通学する単身者やファミリー層にとって大きな魅力となっています。JR大津駅から京都駅まで約10分という利便性を考えれば、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
ワンルームや1Kといった単身者向けの物件は6万円台から見つけることができ、新社会人や学生でも十分に検討可能な範囲です。また、カップルや新婚世帯に人気の1LDKも7万円台と、京都市内で同等の物件を探すよりも経済的な負担を抑えることができます。
さらに、子育て世代に適した2LDKや3LDKのファミリー向け物件も豊富に供給されており、広さや築年数、駅からの距離など、様々な条件に合わせて自分たちのライフスタイルに合った住まいを選ぶことが可能です。
大津市の住みやすさ【買い物環境】
大津市は、日々の食料品や日用品の買い物に便利なスーパーマーケットから、週末に家族で楽しめる大型ショッピングモールまで、多様な商業施設が揃っており、非常に暮らしやすい環境が整っています。
特に、JRの駅周辺や幹線道路沿いには、地域住民の生活を支える店舗が数多く立地しており、車を持つ世帯はもちろん、公共交通機関を利用する人々にとっても買い物がしやすい街と言えるでしょう。また、昔ながらの商店街も残っており、地域の人々との交流を楽しみながら買い物ができるのも大津市の魅力の一つです。
ショッピングモール「フォレオ大津一里山」
フォレオ大津一里山には、スーパーマーケットはもちろん、家電量販店や衣料品店、レストラン、シネマコンプレックスなど約100の専門店が集まっており、ここに来れば生活に必要なものはほとんど揃えることが可能です。
広い駐車場も完備されているため、週末に家族で車で訪れ、まとめ買いをするのにも便利です。こうした大型商業施設の存在は、大津市民の生活に彩りと利便性をもたらしています。
日常の買い物
大型商業施設だけでなく、地域に根差したスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなども市内の至る所にあり、日常的な買い物に困ることはありません。
特に住宅街には、徒歩や自転車で行ける距離に店舗が点在しており、仕事帰りや子育ての合間にも気軽に立ち寄ることができます。
また、市内の各エリアには、内科や小児科、歯科といったクリニックも充実しており、万が一の体調不良の際にも安心です。さらに、保育園や幼稚園、小中学校といった教育施設も整備されており、子育て世代が安心して暮らせる環境が整っています。
大津市の住みやすさ【子育て支援】
大津市は、未来を担う子どもたちの健やかな成長を社会全体で応援するため、多角的な子育て支援策を展開しています。
医療費の助成による経済的なサポートはもちろんのこと、地域住民が一体となって子育て家庭を支える「ファミリーサポートセンター」の運営や、子どもたちがのびのびと遊べる「児童館」の設置など、ソフトとハードの両面からきめ細やかな支援を行っています。
これにより、保護者は孤立することなく安心して子育てに取り組むことができ、子どもたちは豊かな人間関係の中で成長していくことが可能です。
医療費助成
大津市は、子どもの医療費に関して、年齢に応じた手厚い助成制度を設けています。これにより、子育て家庭の経済的な負担を軽減し、子どもたちが安心して医療を受けられる環境を整えています。
乳幼児の医療費助成(未就学児)
0歳から小学校就学前(6歳に達する日以後最初の3月31日まで)の乳幼児が対象です。
医療機関などにかかった際の、保険診療の自己負担分(2割分)が全額助成されます。保護者は経済的な心配をすることなく、必要な時にためらわずに子どもを病院へ連れて行くことができます。
子どもの医療費助成(小・中・高校生世代)
小学校1年生から18歳に達する日以後最初の3月31日までのお子さまが対象です。
こちらは、保険診療の自己負担分(3割分)の一部が助成されます。受診時には以下の自己負担金が発生しますが、院外の調剤薬局については自己負担金は不要です。
このように、大津市では未就学児は医療費が原則無料、小中高生世代も低い自己負担で医療が受けられるため、子育て家庭にとって非常に大きな安心材料となっています。
ファミリーサポートセンター
「仕事の都合で保育園のお迎えに間に合わない」「少しの時間、子どもを預かってほしい」といった子育て中の「困った」を地域で解決するのが「大津市ファミリーサポートセンター」です。
この事業は、子育ての援助を受けたい人(おねがい会員)と、援助を行いたい人(まかせて会員)が会員となり、地域の中で助け合う相互援助活動です。
保育園や習い事への送迎、保護者のリフレッシュのための預かりなど、多様なニーズに対応しています。アドバイザーが間に入ることで安心して利用でき、料金も1時間700〜800円程度と手頃です。核家族化が進む現代において、地域社会とのつながりを育みながら子育てができる心強い存在です。
児童館
大津市内には7つの児童館があり、0歳から18歳未満のすべての子どもたちが無料で利用することができます。各児童館では、乳幼児向けの親子ふれあい遊びや絵本の読み聞かせ、小学生以上を対象とした工作教室やスポーツ活動など、年齢に応じた様々なプログラムが企画・実施されています。
異年齢の子どもたちが交流する中で社会性を育んだり、専門の職員に子育ての悩みを相談したりすることも可能です。子どもたちにとっては安全な遊び場として、保護者にとっては情報交換や仲間づくりの場として、地域の子育てコミュニティの拠点となっています。
大津市の住みやすさ【自然・レジャースポット】
日本最大の湖、琵琶湖を抱く大津市は、その雄大な自然景観と、古くから都が置かれた豊かな歴史を背景に、数多くの魅力的な観光・レジャースポットを有しています。
湖上で楽しむウォータースポーツや、標高1,100mの特等席から望むパノラマビュー、そして世界に誇る文化遺産まで、訪れる人々の心と体をリフレッシュさせてくれる多彩な魅力に溢れています。
家族での休日から、一人で過ごす静かな時間まで、あらゆるシーンに対応できる懐の深さが大津市の自慢です。
琵琶湖
大津市の暮らしは、常に琵琶湖とともにあります。夏には近江舞子などの湖水浴場で水遊びを楽しむ家族連れの姿が見られ、カヌーやSUP(スタンドアップパドルボード)といったウォータースポーツも盛んに行われています。
また、「ミシガン」などの遊覧船に乗って湖上から景色を眺めるクルージングも人気です。湖岸には「大津湖岸なぎさ公園」などが整備されており、ウォーキングやサイクリング、ピクニックなど、思い思いの時間を過ごすことができます。季節ごとに表情を変える琵琶湖の風景は、市民にとってかけがえのない癒やしの空間となっています。
びわ湖テラス
びわ湖バレイの山頂エリアに広がる「びわ湖テラス」は、息をのむような絶景が楽しめる、今や大津を代表する人気スポットです。標
高約1,100メートルの高さから、眼下に広がる琵琶湖の雄大なパノラマを一望できます。まるで空に浮かんでいるかのような感覚を味わえるウッドデッキのテラスや、水盤が空と湖の青を映し出す「Grand Terrace」など、どこを切り取っても絵になる空間が広がっています。
併設されたカフェで優雅なティータイムを過ごしたり、アスレチック施設でアクティブに遊んだりと、大人から子どもまで一日中楽しむことができる場所です。
歴史的名所
かつて都が置かれた大津には、日本の歴史を語る上で欠かせない重要な社寺が数多く残されています。その代表格が、伝教大師最澄によって開かれた天台宗の総本山であり、世界文化遺産にも登録されている「比叡山延暦寺」です。荘厳な雰囲気に包まれた堂宇が立ち並ぶ境内を歩けば、心が洗われるような清々しい気持ちになるでしょう。
また、紫式部が『源氏物語』の構想を得た場所として知られる「石山寺」や、天智天皇を祀る「近江神宮」など、文学や歴史にゆかりの深い名所が点在しており、訪れるたびに新たな発見がある奥深い魅力に満ちています。
まとめ
本記事では、滋賀県大津市の住みやすさについて、交通の利便性から家賃相場、買い物環境、子育て支援に至るまで詳しく解説しました。
大津市は、京都まで約10分、大阪まで約40分という交通の便の良さを誇りながらも、琵琶湖や比叡山といった雄大な自然に囲まれた穏やかな環境が魅力です。家賃相場は京都市内よりも手頃で、コストを抑えながら快適な生活を送りたい方に最適です。
また、医療費助成やファミリーサポートセンターなど、子育て支援制度が充実しているため、ファミリー層も安心して暮らすことができます。日常の買い物に便利なスーパーから大型商業施設まで揃っており、生活の利便性も高いと言えるでしょう。
自然、歴史、そして都市機能が絶妙なバランスで融合した大津市は、シングルからファミリーまで、あらゆるライフステージの方におすすめできる住みやすい街です。
この記事のまとめ
- 京都・大阪への抜群のアクセス
- 琵琶湖の自然と歴史が共存する豊かな環境
- 手厚い子育て支援と手頃な家賃相場

監修者: 谷口 岬
1993年、滋賀県大津市堅田生まれ。
大手住宅メーカーでの勤務を経て、2021年に想伸建設へ入社。翌2022年4月より代表取締役に就任。
安心・安全・快適で良質な住まいを低価格で提供するため、業務の見える化や自社生産体制の確立、高断熱・高耐震パネル工法の導入を推進。創業以来、3,000棟を超える住まいづくりを牽引してきた。
また、設計・施工・アフターサービスを一貫して提供できる体制を整え、暮らしのサポートまで見据えたお客様の想いに寄り添う家づくりを実践している。